原作漫画の第四期終盤で、セーラー戦士たちが新しい聖杯を手に入れる。これによって覚醒したセーラーマーズの新しい姿が、プリンセス・マーズである。
原作にしか登場しない上、ほんの少しの出番しかなかったため、ファンの中でも知らない人が多い、非常にレアな姿となっている。
コスチューム
今までの動きやすそうなセーラー戦闘服とは打って変わって、いかにもプリンセスらしい高貴なマーメードラインのドレスを身にまとっている。
イメージカラーはもちろん赤。胸の中央部分が切り替えで薄い赤色になっており、それがスカート部分と繋がってまっすぐなラインを引いているのが目を引く。
原作の、高貴で凛としたレイによく似合う、スタイリッシュなドレス姿だ。
ちなみに足元がどうなっているのかはイマイチ分からない。ファンとしてはぜひ真っ赤なハイヒールを履いていて欲しいものである。
火星のプリンセス
プリンセス・セレニティから委託される形で火星を守護しているという設定で、火星には「フォボス・ディモスキャッスル」という城があるそうだ。
ちなみにフォボス・ディモスは原作・漫画ともにレイが飼っているカラスの名前で、時々戦闘に参加することもあった。
プリンセスとは言っても、セレニティのように王国を持っているわけではないので、火星には一人で住んでいるのだろうと考えられる。
他の戦士たちとはどこか一線引いていたレイにはとてもふさわしい姿に思えるが、寂しげな印象も否めない。
時には全プリンセスが集まってお茶会でも開くのだろか。プリンセス・マーズには、そんな優雅な雰囲気も漂っている。