美少女戦士セーラームーン 実は原作はこうだった

美少女戦士セーラームーンは、武内直子氏の原作漫画をアニメ化したものである。と言っても、漫画とアニメがほぼ同時進行だったため、実際には設定が異なっている部分も少なくない。

また、アニメが爆発的な人気を博していたため、セーラームーンと言えばアニメ!と言うファンは多いはずだ。しかし、原作のセーラームーンは、漫画なりにすばらしい作品である。

いかにも少女漫画的画法で描かれたセーラー戦士たちの姿は、アニメのようなコミカルさより、凛とした美しさが引き立っている。

また、セーラー戦士たちの関係性も、より少女漫画的に、ロマンチックなものとして書かれている。

セーラー戦士たちのキャラ

アニメでは毎日漫才を繰り広げるような友達関係だったセーラー戦士たちだが、原作ではプリンセスとそれに仕える戦士、と言う描写が目立つ。

特にレイは、常に凛とした佇まいの美少女で、アニメのようなミーハーでキャピキャピしたところは見られない。持前の霊感でプリンセスの危機をいち早く察する、ちょっとミステリアスな存在だ。

原作の武内氏は、こうしたレイのキャラクターをいたく気に入っていたようで、アニメ版で大きくキャラが変わったレイには不満があったそうだ。

セーラーヴィーナス

セーラーヴィーナスも、セーラー戦士のリーダーとして司令塔ぶりを発揮するシーンが多い。

初登場時にはプリンセス・セレニティの影武者を務めるなど、他のセーラー戦士とは一線を画した振る舞いを見せる事も少なくなかった。

アニメ版ほどおちゃらけてはおらず、頼れるお姉さん格、と言った雰囲気だった。

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