ちびうさ - セーラームーン王国

原作・アニメともに第二期から登場し、ファンを驚かせた少女、ちびうさ。その正体は、30世紀の未来からタイムワープしてきた、うさぎの未来の娘だ。ピンクの髪をうさぎ同様シニヨンに結いあげた後、ツインテールのように下している。

シニヨンの形がうさぎのように丸くなく、少しとんがっているのが特徴。外見上は８歳程度の設定なので、言動も幼い。

現代世界ではうさぎ宅に居候して、十番小学校にも二年生として通っている。小学校で彼女なりの友達も作っている。日常生活が多く描かれたアニメ第三期では、クラスのガキ大将に悩まされるエピソードも語られた。

好きな食べ物はプリン、嫌いな食べ物はニンジンと、実にこの年頃の女の子らしい。

現在へ来た理由

第二期で初登場した時には敵に追われている状態だったが、第三期で再び登場した時は、母親であるネオ・クイーン・セレニティからお友達をつくるよう言われてタイムワープしている。

その「お友達」がセーラーサターンである土萠ほたるであり、第三期のカギを握る事になる。

お父さんである地場衛が大好きで、反面、母親とは似ても似つかない頼りない現在のうさぎは鼻から馬鹿にしているらしく、ドジだの泣き虫だのと言いたい放題。まさに反抗期の娘である。

最初の内はうさぎがセーラームーンである事を知らず、本気でバカにしていたようだが、のちにムーンの正体を知ってからは、自分を大切に思ってくれる人として甘えるようにもなって行く。

未来の世界での名前は「プリンセス・うさぎ・スモールレディ・セレニティ」。どうやら地場衛は、うさぎの婿になったようだ。

同じ年頃の友達が誰もいなかったらしく、唯一心を開いている相手はセーラープルート。現代に来てからも、ルナＰボールを通じて頻繁に会話をしている姿が描かれている。

幻の銀水晶を使いこなす母親の姿にあこがれ、自らも使ってみようとしたところ誤って銀水晶をなくしてしまい、それがブラック・ムーン一族の侵攻を招くこととなった。

ネオ・クイーン・セレニティはその際にちびうさを庇ってクリスタルにされており、母を元に戻すために幻の銀水晶を探すため、現代にタイムワープしてきたのだ。

第二期後半では母親を想う心を敵に逆手に取られ、セーラー戦士たちより少し年上の「ブラック・レディ」としてうさぎ達の敵となる。黒を基調にしたコスチュームと文字通りブラックな言動で、大人の視聴者からは絶賛されたそうだ。

セーラー戦士として活躍するのは第三期から。戦闘力は小さいながらも、終盤は物語のキーマンとして活躍する。

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