クンツァイトは、セーラームーンに登場する敵組織、ダーク・キングダムの幹部の一人。四天王のリーダーとして最後にセーラー戦士たちと敵対する。名前の由来はリチア輝石。
長いストレートの白髪をオールバックにしており、マントも着用。アニメ版では肌の色が褐色だった。
四天王を束ねるリーダーであり、非常に冷徹かつ厳格な性格。同じくセーラー戦士のリーダーであるヴィーナスと対になる存在で、セーラーVの漫画でもそのような描写がみられる。
原作での活躍
原作ではうさぎがプリンセスとして覚醒した際に、連動する形で前世の記憶を取り戻した。そのため、衛に対しても礼を取るしぐさを見せる。
記憶を取り戻したことでクイン・ベリルに反逆するが、逆にそれを察知されて傀儡化。操られてセーラー戦士を攻撃し、最後はセーラー戦士四人による合体技で倒されてしまった。
その後はクンツァイトと言う名の石となり、衛の元へ戻った。
アニメでの活躍
アニメではゾイサイトの死を受けて、四人目の敵として登場。幻の銀水晶を奪おうとするも失敗、戦闘に突入してセーラー戦士を追い詰めるが、最後はセーラームーンによって倒された。
消滅する際にゾイサイトの名前を呼んでいることからも、二人は本当に相思相愛の仲であったようだ。
実写版での活躍
実写版でも四天王の中では唯一前世の記憶を取り戻している。が、前世の記憶があること自体を疎んでおり、それに関わる全てを滅ぼすつもりであったようだ。
最終的には主君であるエンディミオンとの戦いになり、敗北して死亡した。