セーラージュピターと言えば、セーラームーンの守護戦士四人の中では最もパワーに秀でた頼れる戦士である。その彼女が放つ渾身の必殺技、それがシュープリーム・サンダーである。
雷電や嵐を操るジュピターらしく、シュープリーム・サンダーではまず雷雲を頭上に呼び寄せ、そこから放たれた雷をティアラの避雷針を通して全身に溜め込む。
そのエネルギーを一気に放出することで、超強力な電撃として相手を打ち砕く、迫力満点の技である。
また、敵を倒すだけではなく、追加効果として、電撃を受けた敵はしびれて動けなくなる。アニメでは、動けなくなった敵にセーラームーンが浄化技をお見舞いするのが定番となった。
このように、ジュピターが加入したことで、それまでマーズに頼りきりだったセーラー戦士たちの戦闘方法も、大きく様相を変えることになった。
シュープリーム・サンダー・ドラゴン
また、アニメ第二期ではさらにパワーアップしたシュープリーム・サンダー・ドラゴンを習得。雷撃がドラゴンの形に変化して敵に襲い掛かる技となった。電圧もパワーも大幅に強化されており、敵を感電させられる時間も長くなった。
アニメでは、雷を呼ぶ前に「我が守護木星! 嵐を起こせ 雲を呼べ 雷を降らせよ!」と唱えるシーンが時折挿入される。
普段は雷を呼んでもジュピター自身が感電することはないが、アニメ第一期終盤でDDガールズと対決した際には、自らも感電覚悟で超巨大な電撃を作り出した。
引き換えにジュピターは命を落としてしまうが、後に銀水晶の力で復活した。