1992年に連載を開始して以来爆発的な人気を誇り、日本の少女アニメの代名詞とも言える存在となった漫画、美少女戦士セーラームーン。この記事ではそんなセーラームーンに関連する歌を特集してみた。
ムーンライト伝説
セーラームーンの主題歌と言えば、まず思い当たるのが「ムーンライト伝説」である。セーラームーンを見ていた人ならもちろん、そうでない人も一度や二度は耳にした事があるくらい有名な楽曲だ。
ムーンライト伝説は、アニメのオープニング曲として、アレンジに変化を加えつつも第一期から第四期まで使用された。第一期・第二期では歌手がDALIだったが、第三期以降はムーンリップス・桜っこクラブさくら組に変更されている。
また、第五期最終話は記念すべき第200話でもあり、EDには特別バージョンのムーンライト伝説が採用された。ちなみに、2014年に配信予定の完全新作アニメでは、ももいろクローバーZがムーンライト伝説を唄うことが決定している。
第五期
第五期のOPは「セーラースターソング」。原作社の武内直子氏が詞を書き下ろしており、知名度は低いながらファンの評価は高い。
EDは
- HEART MOVING
- プリンセス・ムーン
- 乙女のポリシー
- タキシード・ミラージュ
- 私たちになりたくて
- “らしく”いきましょ
- 風も空もきっと…
と変更を重ねている。
中でも有名なのは
- プリンセス・ムーン
- 乙女のポリシー
- タキシード・ミラージュ
の三曲だろうか。
この三曲はセーラームーンが最も人気があった頃の作品なので、見ていた人も多いのではないだろうか。
中でも「タキシード・ミラージュ」は、武内直子氏もお気に入りの一曲。ファンの間でも最もセーラームーンらしいEDとして人気があるそうだ。
放送時、白いドレスに身を包んだ女らしいセーラー戦士たちが登場したことでも話題になった。
挿入歌
挿入歌では、レイと美奈子が歌う「ほっとけないよ」、スリーライツが歌う「流れ星へ」などが特に人気。
マーキュリーが唄う「同じ涙を分け合って」や、ヴィーナスのキャラクターソング「ルートヴィーナス」も、作中で複数回使われており、ファンならば必聴モノ。
一方、レイに失恋したと思い込んだ雄一郎が熱唱する「あずさ2号」は、狩人の名曲中の名曲のカヴァーであるが、ストーリーと相まってインパクト抜群。本編と共に、一度は楽しんでおきたい。
メディア化
これらの楽曲は、一部を覗き、ソングコレクションなどの形でメディア化されており、入手すれば聞くことができる。今ではすっかりプレミアムとなったものもあり、入手は容易ではないが、探してみる価値はありそうだ。
また、2013年はセーラームーン20周年と言う事で、様々なプロジェクトが立ちあげられている。楽曲の再アルバム化にも、ぜひ期待したいところである。