破滅喘鳴(デッド・スクリーム)は、セーラープルートが使用する必殺技。原作では第二期に、アニメでは第三期に登場した後、最終シリーズまで使用された。
時空の扉の番人として、時間や空間を操る強い力を与えられているセーラープルート。もちろん、使用する必殺技も、セーラー戦士たちの中では特に強力なものとして描かれている。
概要
原作での登場は第二期、ブラック・ムーン編にて。ガーネット・ロッドに飾られた宝珠、タリスマン、ガーネット・オーブを打ち鳴らした後、そこから発生する時空の風で敵を打ち倒す技である。
アニメでも基本的な仕組みは同じ。構えたガーネット・ロッドの先端でガーネット・オーブが輝き、異次元からの風が巻き起こった後、紫色の光弾となって敵へ打ち出される。
ウラヌスやネプチューン同様、光弾は冥王星の姿を模しており、一撃で敵の戦闘能力を奪うことができる。
詠唱
余談ではあるが、アニメではほとんどの戦士が高らかに技の名前を詠唱するのに反し、プルートのみが囁くような低音ボイスで技の名前を詠唱する。
ウラヌスやネプチューンよりさらに年上、かつ、重い禁忌を背負った彼女らしい落ち着いた演出になっている。
作中での活躍
デッド・スクリームは異次元の力を使うためか、非常に強力であり、作中でも効かなかった敵はほとんどいない。しかし、プルート本来の力はデッド・スクリームによる攻撃よりは、タリスマンを利用した圧倒的な防御力にある。
よって、作中ではほかの戦士が必殺技を使う頻度に比べて、デッド・スクリームが使われる機会が極端に少ない。