悪霊退散

悪霊退散は、火野レイことセーラーマーズが使用する必殺(?)技の一つである。セーラーマーズは、普段は火野レイとして祖父の家である火川神社で巫女のバイトをしている。本人も非常に霊感が強く、作中では度々、護摩を焚いて吉兆を占ったり、持前の勘で危険を察知したりしている。

悪霊退散は、そんなレイにふさわしい技である。原作では、「フォボス・ディモス! 一心万宝・六根清浄、炎よわが手に!」と唱えてから両手に炎を発生させ、敵を焼き払う。

一方のアニメでは、常に持ち歩いている梵字が書かれた護符に、九字を切ってエネルギーを込める事により、護符を張り付けた相手の行動力を奪う技である。

個人的には、原作よりアニメ版の方が、より「悪霊退散」っぽく見えるような気がする。

概要

また、アニメ版の悪霊退散は、セーラーマーズとしての力ではなく、レイ自身の霊力を使ったものなので、変身前でも使うことができる。

敵に投げつけるのはもちろん、敵に操られた人間に張り付ける事で、マイナスエナジーの増幅を抑える効果があるようだ。

霊力を込められた護符には特殊な力が宿るようで、かなり遠方の敵にも的確に貼り付けることが可能。だが、敵の力が強い場合は張り付いたとしても無効化されてしまうし、護符を飛ばしている間に破壊される事も少なくなかった。

セーラー戦士の中では攻撃力が高いマーズだが、悪霊退散はシリーズを通して使用していた。小技な分応用が利く事もあるだろうが、彼女なりに愛着のある技だったのかも知れない。

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