火球皇女は、原作・アニメの第五部に登場するセーラープリンセス。太陽系の外側にある、キンモク星と言う星のプリンセスだ。セーラースターライツが探している大切な存在でもある。ミュージカル版では「火球王妃」と呼ばれている。
赤い髪を中華風に結い、同じく中華風の帽子をかぶった清楚な美少女。額に金木犀の花型を模した紋章がついている。
衣装も全体的に中華風で、国の名前と言い、セレニティが洋風のお姫様をイメージしてデザインされているとするなら、こちらは中華風のお姫様と言ったところか。
来歴
もともとはキンモク星の王国・丹桂王国の第一皇女として、守護戦士であるスターライツらと共に平和に暮らしていたが、シャドウ・ギャラクティカの急襲を受け、故郷を失ってしまった。
プリンセス・セレニティと同等の力を持つため、敵から狙われており、身を隠すために金木犀の香りを放つ香炉に変化して公園に落ちていたところをちびちびに拾われ、月野家へと持ちこまれる事になった。
アニメでは長らく行方が分からなくなっていたが、物語の終盤で姿を現す。
作中での活躍
原作・アニメともに、終盤で敵の攻撃を受け、スターシードを抜かれた事で一度は消滅してしまう。その後、セレニティの力で蘇り、スターライツとともに新しい故郷を探して銀河に旅立った。
温厚で心優しい性格で、争いごとを好まず、うさぎとよく似た一面を持っている。スターライツにも、その人柄からとても敬愛されていたようだ。
セーラームーン同様、スターシードを抜かれた人間を殺すことなく元に戻せる癒しの力を持っている。