銀河星十郎は、アニメ版セーラームーンにのみ登場する敵キャラクター。第二期、Rシリーズの冒頭、魔界樹編における悪役である。本名はエイルと言い、アンと共に宇宙をさまよっていた知的生命体である魔界樹に育てられた。
魔界樹を生かすために新鮮なエナジーを求め、地球の人間たちを狙ってセーラームーンたちと対立する。魔界樹のエナジーが切れると、星十郎たちも体力を消耗してしまう。
銀河星十郎はやや長めの茶髪のイケメンで、ザコ敵であるカーディアンを呼びだすための横笛を、即興で楽器として使う事もあった。
一方、エイルとしての姿は青白い肌にピンクのメッシュが入った水色の長髪、尖った耳と、人間時の姿とはかけ離れている。
誕生秘話
第二期のメインとなる物語は中盤からのブラック・ムーン編だが、アニメが原作に先行しすぎないよう、冒頭にオリジナルストーリーを挿入することとなり、銀河星十郎が生まれた。
また、アニメでは第一期の終わりでうさぎが戦士としての記憶を失っているため、再び戦う理由を作るためにも必要なエピソードだったとされている。
作中での活躍
地球にやってきてからは、正体を隠すために銀河星十郎と名乗り、うさぎたちの通う十番中学校へと転入してくる。二重生活を送るうちに、ひょんなきっかけからうさぎに好意を抱いてしまい、自らの目的との板挟みになってしまった。
アニメオリジナルのキャラクターではあるが、ファンの間ではそこそこ人気があったようで、のちの劇場版でも彼によく似た敵キャラクターが登場する。