黒木ミオは、実写ドラマ版セーラームーンにのみ登場する敵キャラクターの一人。クイン・ベリルの「影」とされる女性である。外見上は、まっすぐな黒髪が印象的な十代の美少女で、人気アイドル黒木ミオとして十番中学校に転校してくる。
作中では友達のふりをしているとはいえ、うさぎたちとはしゃいだり笑ったりする姿が印象的な敵キャラクターだった。黒木ミオ名義で歌も披露しており、この曲は後にキャラクターソングとしてCDに収録されることとなった。
作中での活躍
クイン・ベリルと同一の存在ではあるものの、異なる感情も備えており、その特性を生かしてうさぎに近づく。
幻の銀水晶を奪うため、うさぎの友達になるふりをしながら精神的に少しずつ追い詰めると言う、少しコワイ技を使う少女。が、愛野美奈子によってその正体がいち早く見破られてしまったため、この作戦は失敗に終わった。
後半ではベリルの意思に従い、地場衛を誘拐してダーク・キングダムへ連れ帰る。
終盤ではセーラー戦士たちの強力な敵になるかと思いきや、メタリアに憑依されてしまった衛、すなわち「メタリア・エンディミオン」の攻撃を受け、あえなく消滅した。
この後、ドラマ最終話までは登場しないものの、その後の「Special Act」にて、ダーク・キングダムの新女王として復活。
再度妖魔たちを作り出してセーラームーンに戦いを挑み、自身も妖魔に姿を変えてしまうが、最後はセーラー戦士たちのチームワークの前に敗れ去った。