セーラー戦士

月野うさぎ

月野うさぎは、港区立十番中学校三年生の女の子。腰まで届く長い金髪を、普段は両サイドでお団子を作った後、ツインテールのように下ろしている。学校の制服はオーソドックスなセーラー服で、青いカラーに赤いリボンがキリッとキュート。

セーラームーンの主人公、ヒロインは言うまでもなく月野うさぎだ。そして少女漫画と言えばやっぱり、ヒロインの相手役となる男性が必要。それが、地場衛である。

原作・アニメともに第二期から登場し、ファンを驚かせた少女、ちびうさ。その正体は、30世紀の未来からタイムワープしてきた、うさぎの未来の娘だ。ピンクの髪をうさぎ同様シニヨンに結いあげた後、ツインテールのように下している。

セーラームーンは、月野うさぎが変身した姿だ。幻の銀水晶の守護者とされ、のちに変身ブローチにも銀水晶がはめ込まれることになる。

地場衛がセーラー戦士を助けるために変身した姿、それがタキシード仮面だ。名前の通り、顔には目の部分を隠す白いマスクを付け、シルクハットにタキシード、マントにステッキを身につけた紳士の中の紳士……らしい。

うさぎの未来の娘、ちびうさも、やはり月のプリンセスらしく戦う女の子。原作・アニメ共に第三期から、セーラーちびムーンとして活躍する。

美少女戦士セーラームーンは、まず主人公である月野うさぎがセーラー戦士として覚醒し、その後は同じセーラー戦士の仲間を一人ずつ探して行くと言うストーリー展開を見せる。そこで最初に仲間として登場したのが、セーラーマーキュリーこと水野亜美だ。

水野亜美に引き続き、うさぎの三番目の仲間として登場したのが、セーラーマーズこと、火野レイだ。長い美しい黒髪に凛と切れ上がった眼差し。公立の学校に通ううさぎたちと違って、私立の名門女子校に通っている、典型的なお嬢様だ。

初期のセーラー戦士の中でもっとも背が高いセーラージュピターこと、木野まこと。四番目に登場した戦士で、ウェーブのかかった茶色い髪を、高い位置でポニーテールにしているのが特徴だ。

五人目のセーラー戦士、セーラーヴィーナスこと愛野美奈子。五人目とはいえ、彼女の立ち位置は他のセーラー戦士たちとちょっと異なっている。