ジェダイトは、セーラームーンの原作・アニメ第一期で登場する敵組織、ダーク・キングダムの幹部。シリーズで最初にセーラームーンと対決した悪役である。名前の由来はヒスイの英名。
クンツァイト、ネフライト、ゾイサイトと共に「四天王」を名乗っており、その力も普通の妖魔に比べるとずっと強い。金色の短髪を持つ美青年だが、アニメ版では特に冷酷な性格として書かれていた。
作中での活躍
もともとは地球人で、プリンス・エンディミオンを守護する四人の剣士の内の一人だった。プリンセスの守護者であるマーズとは対になっており、前世では互いに思いあっていたような描写もあった。
また、レイが主役の番外編漫画、「カサブランカ・メモリー」では、レイがかつての恋人を思い出す際に、ジェダイトの姿を重ねているシーンも見られた。
しかし、原作では最後にマーズに倒されて終わっている。
アニメ版ではセーラー戦士に敗北を重ねたためにクイン・ベリルの怒りを買い、最後は凍結された上に捨てられてしまった。四天王の先陣を切って登場したため、その能力を他のメンバーから軽んじられることもあるが、本当はとても強い、らしい。
誕生秘話
裏話ではあるが、原作者の武内直子は、セーラームーンの男性キャラでは最初にジェダイトを作ったと言い、本来はヒーローとなるはずだった。
が、過去の作品の主人公と外見的特徴が被ってしまうため、新しく黒髪のヒーローである地場衛が誕生したと言う事である。
エンディミオンの従者であるジェダイトにとっては、それもまた嬉しい話、になるのだろうか?