ジルコニア

セーラームーン第四期に当たるデッド・ムーン編では、女王ネヘレニアを頂点にいただく敵組織が登場し、セーラー戦士たちと対立する。ジルコニアは、そのデッド・ムーンにおける実質上のNo.2となる老婆である。

これまで若い女性や男性がほとんどであったセーラームーンの敵幹部の中では、唯一と言っていい高齢者であり、風貌も他とは一線を画す。

一見すると人間とは思えない姿の老女で、顔は皺だらけ、腰は曲がり、背も低い。長い爪が伸びた指を常に動かしながら話し、占いの力を使って地球侵略の作戦を立てていた。

余談ではあるが、アニメ版ジルコニアの声優は、「風の谷のナウシカ」で大ババ様役を務めた京田尚子氏である。大ババ様も一見して怖い風貌の老女だったため、放送当時から今でも、ジルコニアを大ババ様と呼ぶファンは多い。

作中での活躍

配下にはアマゾネス・カルテットやアマゾン・トリオがおり、常に手にしている杖に付いた宝石ジルコンの力を使って、対象をクリスタルに閉じ込めるなどのさまざまな技を繰り出す。

ネヘレニアの意思を受け、シルバー・ミレニアムを悪夢で浸食した張本人。現代でもうさぎの銀水晶を狙って暗躍するが、最後にはセーラー戦士達に追い詰められ、ネヘレニアの鏡へと逃走した。

ちなみにアニメではネヘレニアの分身であり、年老いたネヘレニアの姿を模している。登場時には常に若い女性の姿だったネヘレニアだが、長い時を経て実際にはジルコニアのように年老いてしまっているらしい。

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