セーラーウラヌスは、天王はるかが変身した姿。セーラー戦士としては、ちびムーンとプルートを含めて8人目の登場となる。第二期から登場していたセーラープルートと、セーラーウラヌス、セーラーネプチューンの3人は、マーキュリーたち4戦士とは物語上の立ち位置が異なる。
彼女たちは太陽系外からの敵の襲来を食い止めるため、月から遠く離れたそれぞれの星で監視を行う外部太陽系3戦士であり、そのため、もともと与えられている力が4戦士とは比較にならないくらいに強い。
また、基本的に単独で戦っているため、仲間と慣れ合う事はせず、手段を選ばずに目的を達成する事も厭わない戦士らしさも併せ持っている。
コスチューム
イメージカラーは紺色。セーラーカラーにはラインがなく、深みのある色合いで、ぐっと大人っぽい雰囲気だ。
胸のリボンは辛子色、ブーツはベルト付きのショートタイプになっている。
変身呪文
変身時の呪文は、「ウラヌス・プラネット・パワー・メイクアップ!」
大地のエネルギーを吸収して変身する。アニメでは4戦士とは全く雰囲気の異なるパワフルな変身バンクで、今なおファンからの人気が高い変身シーンだ。
戦闘能力
セーラーウラヌスは、そんな外部太陽系3戦士の中でもリーダー的役割を果たす存在。戦闘力は極めて高く、本編中でも敵の強さを表現するのに「ウラヌスでも敵わない」とまで言われるほどだ。
圧倒的なスピードとパワーを併せ持ち、まっ先に敵中に切り込んでは粉砕する。4戦士は単独の力で敵を消滅させることが難しかったが、ウラヌスは度々その力だけで敵を倒している。
ネプチューンとのコンビネーション
パートナーであるセーラーネプチューンとのコンビネーションは抜群である。
片方が陽動、片方が攻撃と言う定番から、一方が敵を抑え、そこにもう一方が必殺技を放ち、ぎりぎりで退避するなど、お互いの信頼度が高くなければなしえないコンビプレーも平然とやってのける。(そこにシビれる!あこがれるゥ!)
一方で、目的を達成するためにはどちらかを犠牲にしてでも使命を果たすと約束しているらしく、窮地に陥ったネプチューンを助けない事もあった。
が、内心では非常に苦しいようで、セーラームーンに助けられてほっとした表情も見せていた。
必殺技
天界震(ワールド・シェイキング)
原作では超振動を起こして敵を攻撃する技だが、アニメでは光球に大地と空気のエネルギーをまとわせて敵にぶつける技として表現されている。
重力を操り戦うことができるとされているシーンもあるが、実際に戦闘で重力を操る様子は見られなかった。
宇宙剣乱風(スペース・ソード・ブラスター)
固有アイテムの宇宙の剣(スペース・ソード)に風のエネルギーを纏わせて、敵を斬撃する。初登場時に「わが魔具タリスマン 汝の御力 示したまえ われを保護せよ!」の掛け声で使用した。
宇宙乱気流(スペース・タービュレンス)
気流の渦を起こし、敵を巻き込んで攻撃する。
ギャラクティカ宇宙乱気流
ギャラクシアに操られた状態での宇宙乱気流(スペース・タービュレンス)。
ウラヌス・ワールド・アタック
ゲームのみの登場。全身に風のエネルギーを纏わせてから突進してアッパーを繰り出す。