セーラーネプチューンは、海王みちるが変身した姿。セーラーウラヌス・セーラープルートと並び、太陽系の外側からの敵を監視する、外部太陽系三戦士の中の一人だ。地球を脅かす敵を排除するために、手段を選ばない冷徹さを持ち合わせている。
アニメでは、ウラヌスとの間に「どちらかを犠牲にしてでも使命を全うする」という約束を交わしていたものの、実際にはウラヌスを危機から身を呈して守るなど、使命よりもウラヌスを優先する描写がみられた。
常に冷静で、上品な物腰を崩さないことから、戦闘中は敵を倒すための戦略を立てる事もあり、マーキュリーが敵を分析、それに基づいてネプチューンが戦略を立てるという役割分担もあったようだ。
アニメ第四期では出番がほとんどなかったが、第五期になるとウラヌスとともに再び姿を現すようになった。
コスチューム
イメージカラーはネイビーブルー(マリンブルー?)。海のエネルギーを身にまとって変身する。セーラーカラーは無地の深緑色で、胸のリボンもほぼ同色なため、ウラヌスよりさらにシックな印象が強い。
足元はハイヒールにストラップをクロスさせたデザイン。優雅な雰囲気をさらに引き立てている。
変身呪文
「ネプチューン・プラネットパワー・メイクアップ!」の掛け声で変身する。変身時の決め台詞は、「新たな時代に誘われて、セーラーネプチューン、優雅に活躍!」。
「華麗に活躍」と名乗るウラヌスとペアになっており、二人同時に決め台詞を言う時も、かならずネプチューンが後に言う。
戦闘能力
戦闘力の高い外部戦士なだけあって、戦闘力はウラヌスには劣るものの、マーキュリーたちに比べると格段に強い。先陣を切って敵に突っ込むウラヌスのサポート役を果たすことが多く、コンビネーションプレイも多彩だ。
ウラヌスに比べると必殺技の迫力も小さいように思えるが、威力は十分で、単独で敵を消滅させる事も可能だ。
第三期末では、自らのピュアな心から出現したタリスマン、「ディープ・アクア・ミラー」を使い、敵の正体を暴けるようになった。
鏡をかざすと真実の姿の身が映し出され、それ以外のものが消えてしまう仕組み。ただし、物語の中でさほど頻繁に使われる事はなく、あくまでも聖杯を呼びだすためのアイテムとしての意味合いが強かった。
必殺技
深水没(ディープ・サブマージ)
波の力と水圧で敵を押しつぶす強力な技。アニメでは掛け声とともに津波を起こし、そのエネルギーを光球に変えて敵にぶつける演出になっていた。
深海鏡射(サブマリン・リフレクション)
深海の鏡(ディープ・アクア・ミラー)の鏡面から異次元の反射光を敵に向かって一直線に伸ばして攻撃する技。
深海提琴潮流(サブマリン・ヴィオロン・タイド)
ヴァイオリンの音色による音波で潮流を形成し、敵を埋める。
ギャラクティカ提琴潮流
ギャラクシアに操られた状態での深海提琴潮流(サブマリン・ヴィオロン・タイド)。
スプラッシュ・エッジ
ゲームのみの登場。潮水を放出しながら繰り出すジャンピングアッパー。