セーラームーンは主人公であるが、本来は戦士ではなくお姫様なので、あまり戦闘力は高くない設定になっている。そんな彼女が初期に頻繁に使っていた必殺技が、ムーン・ティアラ・アクションである。
使い方はいたって簡単で、額のティアラを外してブーメランの要領で投げるだけである。ムーン・ティアラ・アクションとして使う際、ティアラは自動的に円形になったり、エネルギー体になったりして、敵を攻撃する。
最初期の敵は全て妖魔と呼ばれる怪物だったので、ムーン・ティアラ・アクションも浄化技ではなく、物理的に攻撃を加える技である。
ちなみに、原作ではムーン・フリスビーと言う名称になっている。
応用力
飛ぶ方向をある程度コントロールできたり、敵がティアラを手で受け止めた時には、瞬時に巨大化して敵を拘束したりなど、比較的応用力は高い。
ムーン・ティアラ・スターダスト、ムーン・トワイライト・フラッシュなどの派生技もある。
ファンからの人気
この技はロッドなどを使用せず、セーラームーンが常に装着しているティアラを使用する。そのため、第二、第三とシリーズが進んでも、時折思い出したように攻撃手段として使用されることがあった。
このため、今でもファンの間では非常に親しみ深い技として愛されている。
余談
アニメの第五期では、敵へのけん制のつもりか、「ムーン・ティアラ・アクション!」と叫びつつピザを投げていた。
確かに円形と言う点では共通だが、あまりお行儀は良くない。良い子は真似しないようにしたいものだ。