初期のセーラー戦士の中でもっとも背が高いセーラージュピターこと、木野まこと。四番目に登場した戦士で、ウェーブのかかった茶色い髪を、高い位置でポニーテールにしているのが特徴だ。
水野亜美や火野レイが、もともとうさぎと同じ街に住んでいたのに対し、まことは別の街から転校生として十番街にやってきた。大柄で力持ち、その上彼女自身がとても自立心の強い性格なことが災いして、周囲からはスケ番として怖がられている。
身長が大きすぎるせいで十番中学の制服が合わず、前の学校の制服を着続けている点も、周囲から遠巻きにされてしまう理由のようだ。
特徴
そんな自分を自覚しているのかいないのか、喋り口調もちょっと男っぽいのがまことの魅力だ。
さすがに天王はるかのように自分のことを「ぼく」と言ったりはしないものの、語尾が「~だ」「~なんだ」と、少しきつめの印象がある。
内面はともかく、外見上は確かに立派なスケ番である。
屈指の女子力
そんな彼女だが、実はセーラーチームの中でも屈指の女子力を誇る、女の子の中の女の子だ。木星を守護に持つからか、趣味は園芸で、マンションの一室を観賞用植物でいっぱいにしているらしい。
また、料理や洗濯、掃除にお裁縫と言った家事全般はお手のもの。 セーラー戦士の中でも、頼れるお母さん的存在として扱われている。
恋愛
また、木野まことはセーラー戦士の中でも特に惚れっぽい性格に書かれている。その理由は、昔好きだった先輩に振られたことに起因しているそうだ。
何でも、大柄すぎて振られたらしいのだが、それ以後、先輩の面影を探しては少しでも似たところのある男性には片っ端から惚れているのだ。
女性である天王はるかにさえ、先輩に似たところがあるといって憧れていたくらいだ。かなりの重症、いや、純情派と言えるだろう。
しかし、そんな多数の恋のお相手を全員並べて比べてみても、一体その先輩がどんな人物だったのかが全く見えてこない点はご愛嬌だろう。
家族
アニメでは彼女の家族について語られることはほとんどないが、原作では両親ともに飛行機事故で死亡しているのだそうだ。火野レイ同様、家族にはあまり恵まれなかったかわいそうな女の子。
しかしそれを少しも表に出さず、しっかりと自分の足で前に進んでいる彼女は、うさぎたちのお姉さんでもあると言えるだろう。
物語の中でも、恋の悩みや人間関係の悩みなど、口には出して言えないことを敏感に察してフォローを入れるシーンが度々見られた。
プロフィール
- 年齢 14〜16歳
- 誕生日 12月5日
- 誕生石 トルコ石
- 性格 気は優しくて力持ち
- 星座 射手座
- 血液型 O型
- 好きな色 ピンク
- 好きな食べ物 チェリーパイ、ミートローフ
- 苦手な食べ物 なし(実写版ではじゃがいも)
- 好きな教科 家庭科
- 苦手な教科 物理
- 趣味 バーゲン
- 特技 家業、料理、怪力、乗り物の運転
- 嫌いなもの 飛行機(前述の通り、両親を亡くしたトラウマによる)、高所恐怖症
- 将来の夢 お嫁さん、ケーキ屋さん、花屋さん