翠のエスメロード

翠のエスメロードは、原作・アニメの第二期に当たるブラック・ムーン編に登場する敵幹部の一人である。名前のとおりの翡翠色の髪を長くうねらせ、大きな宝石が三つ付いたタイトなスタンドカラーワンピースに身を包んだ上、片手にはジュリアナ扇子を持っていると言う、なんとも時代を感じさせる外見の女性。

美しく、妖艶な姿には自分でも自信があるようで、自身の事を「最強にして最高の美女」と言っていた。また、アニメでは容姿にぴったりの高笑いがトレードマークで、声が大きいことが特徴である。

作中での活躍

漫画版では目立った活躍があまりなく、本拠地ネメシスに入ってきたセーラームーンと戦うもののあっさりと倒れて終わる。ちびうさがまだ30世紀にいた頃、城から出たところを襲撃したのも翠のエスメロードである。

一方アニメでは、ルベウスに続く二人目の幹部として登場。

上記の高笑いと共に、人造宝石ブラザーズなど、配下のドロイドを使って十番街に邪黒水晶の塊であるダルクヘンジを打ち込み、あらゆるものを負のパワーで汚す計画を立て、これを実行した。

能力

ワイズマンからは妖獣の手と呼ばれる力を与えられている。かねてからプリンス・デマンドを思慕しており、そのため、デマンドが心を寄せるセレニティ=セーラームーンを激しく憎むようになる。

その憎しみをワイズマンに利用され、力が暴走してしまい、最後はドラゴンの姿となってセーラームーンたちに襲いかかるものの、最後は合体技で倒された。

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