あやかしの四姉妹は、セーラームーン第二期に登場する反セーラーチームの名前である。構成員は、長女ペッツ、次女カラベラス、三女ベルチェ、四女コーアン。直属の上司は紅のルベウスである。
第二期冒頭から、敵の最先鋒として登場する。また、セーラームーンにおいては珍しくないケースであるが、原作とアニメとで扱いが大きく異なるキャラクターでもある。
原作
原作では、あやかしの四姉妹一人一人がそれぞれのオペレーションを実行するために地球へとやってきた。
- ペッツはオペレーション「Re・new」
- カラベラスはオペレーション「Re・birth」
- ベルチェがオペレーション「Re・move」
- コーアンがオペレーション「Re・cruite」
の担当として、ひそかに地球人とドロイドを入れ替え、世界を内側から侵略しようとしていた。
セーラー戦士たちもこのオペレーションの標的となり、レイがコーアンに、亜美がベルチェに、まことがペッツによって囚われてしまうものの、三人はセーラームーンによって倒され、また、最後に残ったカラベラスも、セーラーヴィーナスとセーラームーンの前に敗北してしまい、結果的には全滅した。
アニメ版
一方のアニメ版では、もともとあまり仲の良くなかった姉妹間の関係をルベウスに煽られ、競争心からセーラー戦士たちと激しく戦う事になる。
しかし、途中でそんなブラック・ムーンのやり方に疑問を覚えた事から次第に瓦解。最終的にはそれぞれがセーラームーンと和解し、自ら願い出る事で人間へと変わった。