ウィッチーズ5は、セーラームーン第三期で登場する敵組織、デス・バスターズに所属する反セーラーチームの名前である。構成員はユージアル・ミメットテルル・ビリユイ・シプリン・プチロルの六人だが、シプリンとプチロルは常に二人一緒なため、一人としてカウントされる。
反セーラーチームと言っても、チーム内の連携はあまりよくない。原作ではそれぞれの能力に応じて厳しくレベル分けされているようで、互いが互いを蹴落とそうと争っている描写が頻繁に見られた。
アニメではレベル付けの設定がないものの、先輩・後輩などの序列があるようで、やはり互いのけん制がひどかった。
直接の上司はカオリナイトだが(アニメではカオリナイトが一度退場した後、土萠創一教授が直接指導していた)、彼女の存在すら争いの対象であり、いわゆる同僚と争いながら出世を目指す、中間管理職の集団のようなグループである。
正体
原作では人間ではないとされ、土萠創一によると「超生物の完成体」だそうである。アニメでは人間かどうか言及はされなかったが、仲間同士の争いによって死ぬなどの結末を迎えている。
原作ではメンバーそれぞれが無限学園内でクラスを担当していたが、アニメではビリユイ以外は土萠創一管轄の研究員という設定になっていた。ビリユイは、アニメのウィッチーズ5の中では唯一生徒として登場している。
アニメでの登場回数が多かったため、ユージアルの名前が最も知られているが、チーム内でのランクはあまり高くなかったようだ。