アニメ・原作の第三期において、セーラームーンたちの前に最初に現れた敵の幹部、それがカオリナイトだ。最初に登場する敵役は、多くの場合若干コミカルで隙があるタイプが多かったのだが、彼女にはそうした描写がほとんどないのが特徴。
最初から最後まで、冷徹で底知れない怖さを感じさせる女性として描かれている。
名前の由来は陶器にも使われる粘土鉱物カオリナイトで、後半、カオリナイトの人間体である「カオリ」が、器に造詣が深いのもこのためだと言われている。
萌えるような赤い髪をオールバックにした後、結って後ろに垂らしており、露出の高い真っ赤なワンピースに身を包んで登場する。助手として無限学園で活動する際には、白衣を羽織っている姿も頻繁に描かれた。
秘術師(マグス)
デス・バスターズの実質的な指導者である土萠創一の秘書・助手であり、原作では秘術師(マグス)とも呼ばれていた。
原作によると、元は普通の人間で、雷が落ちた際にダイモーンの卵に憑依されてしまい、デス・バスターズにとっての聖体として器化されてしまった。
作中での活躍
アニメでは前半で一度はウラヌスによって倒されたものの、その後にほたるの世話係として再登場した。
初期の頃は土萠教授に対して常にクールにふるまっていたカオリナイトだが、後半に入ると教授への恋心を匂わせるようになっている。その事もあり、ほたるとの関係は上手く行かなかったようだ。
配下にはウィッチーズ5がいるが、さほど強力な上下関係ではなかったようである。