セーラーΦ(ファイ)はセーラームーン最終シリーズの敵、ギャラクティカ配下のセーラー戦士で、原作にのみ登場する。セーラーギャラクシアが所有する「ギャラクティカ・パレス」という宮殿の庭師(スターガーデナー)であり、ギャラクシアの元へ行こうとするセーラームーンのために立ちはだかった。
最終シリーズにおいて、セーラー戦士とはあらゆる惑星に存在する守護者であることが分かった。マーキュリーが水星の、マーズが火星の守護戦士であるように、太陽系外の星々にも、同様のセーラー戦士たちが存在するのである。
ギャラクシアはカオスの力も利用して、銀河系のあらゆる星々を征服し、そこにいたセーラー戦士たちを倒すか、配下に加えるかして強大化した。
よって、セーラーΦ(ファイ)もそうしたセーラー戦士の一人であり、守護星はΦ(ファイ)と名の付くいずこかの星なのだろう。
外見上は、緑がかったロングヘアーを頭頂部で塔のように編んだ髪形をしている。イメージカラーは黒で、両サイドにスリットの入ったロングスカートをはいているが、トップスはきちんとセーラーカラーが付いている。
作中での活躍
セーラーΧ(カイ)と共にスターガーデンの庭師を務めていたものの、あっけなくセーラームーンに倒されてしまい、いまいち記憶に薄い敵キャラクターである。
セーラーアイアンマウスら、セーラーアニマメイツの面々よりは上位のセーラー戦士と思われる。
が、銀河を征服できるギャラクティカにとっては頼れる戦力でも何でもなく、単に使いでのある捨て駒のような存在だったのだろう。