振り子（ペンジュラム）のベルチェは、アニメ・原作第二期の敵組織、ダーク・ムーン一族に属する女性。紅のルベウス配下、あやかしの四姉妹の三女である。氷を操り、周囲を凍結させる能力を持っている。
セーラーマーキュリーと対になるように作られたキャラクターで、ベルチェ自身も亜美同様、知的で分析家、チェスの名手と言った設定がある。漫画・アニメともにコーアンに続き二番目の敵として登場していた。
外見だけ見れば、妹のコーアンよりもさらに幼く見えるかわいらしい容姿をしている。氷を思わせる薄い水色の髪を首の後ろで三つ編みにして、額にはサイドの髪を三つ編みにしたものをチョーカーのように巻いている。
水色のレオタード風衣装を着ており、見た目からして寒い感じである。
作中での活躍
原作ではプロのダウザー（振り子を使って占いや物探しをする能力者）として登場し、亜美にチェス勝負を挑む。勝負の中でダウジングの力を使い、亜美がセーラー戦士である事を見破り、捕獲したものの、セーラームーンによって倒された。
アニメでも同様にセーラーマーキュリーに戦いを挑み、追い詰めるものの失敗に終わった。
その後、姉たちやルベウスに見捨てられたことで自身を犠牲にして周囲を凍結させようとするが、すでに人間となっていたコーアンに説得され、セーラームーンの浄化を受け入れた。その後は人間となって、地上で平和に暮らしているようだ。
アニメではコーアンと共に、物語を中盤までぐいぐいと引っ張って行く名敵役だったと言えるだろう。
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