紅のルベウスは、原作・アニメ第二期のブラック・ムーン編に登場する敵幹部の一人。萌えるような真っ赤な髪を持つ、肉体派のイケメンである。ミリタリー調の茶色のベストに、迷彩柄のパンツ、黒のブーツと、いかにも好戦的な服装をしている。
頭脳派よりも身体を使って戦うイメージが強いが、実際には非常に冷淡で物事を突き放して見ている節がある。
邪黒水晶のピアスは付けているものの、プリンス・デマンドのようにワイズマンから特殊な力は与えられておらず、それどころか、ワイズマンを全く信用していない。
プリンス・デマンドが操られているのではと言う疑念は持っていたようだが、取り立てて追及する事もしなかったらしい。
作中での活躍
紅のルベウスはあやかしの四姉妹を配下に持ち、彼女たちを使ってセーラームーンたちを苦しめる。が、たとえ部下であっても失敗が続けば簡単に見放してしまい、ついには四姉妹全員がブラック・ムーンから追放される事になってしまった。
アニメでは、自らも失敗が続いたため十番街を侵略する計画から外されてしまい、一発逆転を狙って銀水晶とちびうさを手に入れようと、セーラームーンをおびき出す。
しかし結局この計画も失敗に終わってしまい、自らは崩壊する要塞で同じ幹部であるエスメロードに見放され、そのまま爆死した。
原作ではワイズマンに真意を問い詰めようとして、口封じのために殺されてしまった。
セーラームーンたちと直接対決した最初の敵幹部であり、そのため、噛ませ犬的印象がぬぐい切れないキャラクターである。