魔界樹は、アニメ版セーラームーンにのみ登場する敵キャラクター(?)。原作版には登場しない。アニメ版セーラームーンの序盤は、原作に追い付くことを防ぐため、アニメオリジナルエピソードが展開される。それが、エイルとアンの兄妹が登場する魔界樹編である。
魔界樹とは、一体何なのか。分かりやすく説明すれば、地球とは別の世界に生まれた生命体、いわゆるエイリアンである。
見た目は巨大な木の形はしているが、自らの意思を持ち、孤独を紛らわすためにエイルとアンのような生命体、すなわちエイリアンを生み出したとされている。
魔界樹とエナジー
魔界樹は世界からエネルギーを集めそれをエイルやアン達に最もふさわしいエナジーに変える力を持っている。
エイリアンたちも、初めの内は魔界樹とともに幸せに暮らしていたようだが、「愛」という感情を知らなかったがために、次第にエナジーを奪い合って争うようになり、滅びてしまった。
今ではエイルとアンだけが、エイリアンの生き残りとして生活しており、地球には自分たちのエナジーを求めて飛来したと考えられる。
つまり、エイルとアンにとっては親のような存在だと言える。
作中での活躍
物語の終盤では暴走を始め、セーラー戦士だけでなく、「子」であるはずのエイルやアンも攻撃してしまうが、銀水晶の浄化の力により、新芽の姿にまで戻されてしまった。
その後は、セーラー戦士たちとの戦いで「愛」を知ったエイルとアンと共に、再び宇宙へと旅立ち、安住の地を探す事になった。