クイーン・セレニティはうさぎの前世、プリンセス・セレニティの実の母親。月の王国、シルバー・ミレニアムを守っていた女王で、幻の銀水晶の使い手でもある。容姿はうさぎに酷似しているが、髪の色は金髪ではなく、月光を思わせる銀髪となっている。
プリンセス・セレニティのドレスがいかにもお姫様然とした肩飾りやレースの装飾を付けたAラインドレスなのに対し、クイーン・セレニティのドレスはマーメイドタイプのノースリーブ。
背中には蝶の羽のような飾りがついており、いかにも大人の女性と言った雰囲気だ。
功績
シルバー・ミレニアムの女王であった頃、クイン・メタリアに操られたベリルと地球の人々に月を攻撃され、幻の銀水晶の力を使ってメタリアを封印するに到った。
が、力を開放するのと引き換えに自らの命を落としてしまい、同じく既に死亡していたプリンセス・セレニティを地球に転生させ、幻の銀水晶を託して消滅した。
のちに、セーラームーン達が廃墟となったシルバー・ミレニアムを訪れた際には、ホログラムだけで彼女たちに相対した。
作中での活躍
クイーン・セレニティは月の女神セレーネの化身とされており、幻の銀水晶の力を開放できる数少ない人物の一人である。第二期以降はうさぎがネオ・クイーン・セレニティとなるため、登場する事はほとんどない。
また、本来いるはずの夫の姿が描写される事もない。存在も示唆されておらず、クイン・メタリア襲撃時には既に死亡していたものと思われる。