ワイズマンは、セーラームーン第二期に当たるブラック・ムーン編に登場する敵の預言者。実は全ての黒幕であり、地球そのものの崩壊をもくろむ恐ろしい存在である。
ワイズマンの特徴は、何といっても頭からすっぽりかぶったローブ。顔が全く見えず、アニメでは目がピカピカと光るだけ。実はローブの下は骸骨のような恐ろしい姿をしている。
神出鬼没な存在で、プリンス・デマンドら幹部らの前にもホログラムのような状態で現れる。
正体
その正体はれっきとした人間であり、未来で「犯罪の芽」を産ませた異能力者デス・ファントムである。
ネオ・クイーン・セレニティによって辺境の惑星に流刑されたことを逆恨みし、死後も惑星と同化しながら復讐の機会をうかがっていた。
作中での活躍
意味深な予言を告げては、ブラック・ムーン一族を月の一族と争わせるように仕組み、最終的には30世紀のクリスタル・トーキョーを壊滅状態にまで追い込んだ。
ブラック・ムーン一族のアドバイザーとして様々な助言を行うが、実際には未来と過去、両方の地球の崩壊を目論んでおり、そのために幹部たちを操って行く。
ネメシスに移住してきたブラック・ムーン一族を、月の一族や人間を滅ぼさなければ生き延びられないと唆し、邪黒水晶の力を使ってセーラームーンたちを苦しめ、ちびうさの心に付け込んで洗脳、ブラックレディとして覚醒させるなどした。
漫画版・アニメ版ともに、ラストはセーラームーンらの力によって倒され、浄化された。