土萠創一は、セーラーサターンの変身前の姿である、土萠ほたるの実の父親である。アニメ・原作の第三期に登場するマッドサイエンティストであり、デス・バスターズの実質的な司令塔として暗躍していた。白髪に土気色の顔をした科学者で、無限学園の理事長を務めている。
原作では、幼少時に事故に遭ったほたるを自身の研究のためにサイボーグ化し、また、自分自身も師ファラオ90の力に魅了され、異次元生物ゲルマトイドと融合して超生物化してしまったという、歪んだ心の持ち主である。
一方のアニメでは、事故に遭ったほたるを助けるため、自らの身体をダイモーンの器として差し出した心優しい父親だった。
ダイモーンに憑依されている間は奇行を繰り返していたが、終盤でウラヌスとネプチューンによってダイモーンが倒されてからは、娘を想う優しい父親としての姿を取り戻した。
作中での活躍
土萠創一は、終盤まで一貫してデス・バスターズのために行動している実行部隊のリーダーでもある。理事長として無限学園を創立したのもそのためで、優秀な若者を学園内に集める事で、ダイモーンを憑依させ、良質なエネルギーを摂取する事が目的だった。
原作ではスーパーセーラームーンによって消滅させられてしまうが、アニメでは結末が異なる。
サターンとして覚醒した後、セーラームーンの力で赤ん坊に転生したほたるを自らの手で引き取り、再度養育をする事になった。ほたるがミストレス9の呪縛を断ち切る際にも、父である土萠創一の呼びかけが大きな力になっている。