熊田雄一郎は、テレビアニメ第一期から第四期まで登場するオリジナルキャラクター。火川神社に住み込みで働いている、神主見習いの男性である。
目まで隠れるもじゃもじゃの長髪、若干胡散臭そうな私服と強い個性を持ったキャラで、無銭旅行中に野宿した火川神社でレイに一目ぼれ。そのまま神主見習いとして住みこむ事になった。
レイの事は「レイさん」と呼び、熊田雄一郎自身はレイから「雄一郎」と呼び捨てにされている。
火野レイとの関係
雄一郎が登場した時、レイは衛と付き合っていたためあまり眼中になかったようだが、衛と別れた後はまんざらでもない様子。熱烈に(?)迫られては頬を染める様子も度々描写された。
非常に思い込みが強く、またレイに対してはすぎるほど情熱的で一途なため、度々妙な誤解をしてはコミカルな行動に出ている。
が、レイを想う気持ちは誰より強く、初登場時や第二期ではレイを危機から身を呈してかばうなどの活躍を見せた。
作中での活躍
昭和初期を思わせる純情ぶりがファンの間でも人気で、サブキャラクターとしては珍しく第四期まで登場し続ける事になった。
第三期では天王はるかがレイの恋人だと勘違いしたことからレイと喧嘩になってしまい、一度は火川神社を去ろうとした。その際のBGMが熊田雄一郎自身が唄う「あずさ二号」であったことから、視聴者に強烈な印象を残している。
また、第一期で最もコミカルな話とされる、ルナの恋物語のエピソードでは、レイと雄一郎の背景のポスターが二人の心情に合わせて変わる演出がなされており、視聴者の笑いを誘った。